タイトル | キャプション小説3 | ||||
タグ | *蒸気機関車 *萩野古参機関士 *下手 | ||||
コメント | 周囲は田畑ばかりの田舎の単線。思わず気が緩みかけるが、萩野指導機関士が後ろにいることを思いだし、気を引き締める。なかなかやりにくいと言うか、落ち着かない。 「そろそろ急坂だ。空転地蔵からの坂を登るにはこの辺から煽っていかないと、登れん。煽るぞ。」 萩野機関士はそういってボクの手ごと逆転機ハンドルを握る。そしてゆっくりとカットオフを大きくしてゆく。勢いドラフトが強まり、機関車は疾走する。あまり煽ると、苦労した助士時代をおもいおこす。 「ここで蒸気の使用を控えて登り損なうと、余計に蒸気が居る、心を鬼にして蒸気を使え。」 |
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iコード | i225088 | 掲載日 | 2017年 01月 12日 (木) 22時 55分 54秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 3588×2160 |
ファイルサイズ | 983,687 byte |
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